旬の女優インタビュー 永野芽郁・前篇
若手演技派女優としても評価が高く、2018年NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で主演を務めた永野芽郁。映画『君は月夜に光り輝く』やドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』など多数の映画・ドラマに出演。
5月21日に公開する、バカリズム脚本の映画『地獄の花園』では、普通のOL生活に憧れる直子役で主演。OLたちがバトルロワイヤルを繰り広げる映画『地獄の花園』についてインタビュー前編では、撮影現場や見どころについて聞いた。
映画『地獄の花園』でワイヤーアクションに挑戦
──バカリズムさん脚本の作品で主演ということですが、お話がきた時はどう思いましたか?
バカリズムさんが脚本で、関さんが監督と聞いた時点で絶対に面白いと思ったので、脚本を開く前に「やりたいです!」と言っていました。マネージャーさんから「脚本は読んで」と言われるくらい即決でした笑。
──撮影現場で印象に残っているシーンはありますか?
小池さんと対峙するシーンは時間もかかり、一番なほどハードなアクションだったので印象に残っています。
初めてお会いしたのがアクションの稽古だったんですが、その時はすごく緊張して、ご本人に当たったらどうしようと思っていたんですが、本番では組手が上手くいって、本番になるとやっぱり違うんだなと感じたシーンです。
──アクションシーンの撮影は時間もかかるんですね。
カメラとのタイミングやスピード感が大事で、思うようにいかないことも多かった撮影だったんですが、だからこそ小池さんとお話しする時間もありました。
小池さんはすごくパワフルな方で、疲れたとか言わないんです。すごく先輩としても尊敬する方だなと改めて感じました。
──OL役を演じるために準備したことはありますか?
OLという役が初めてだったので、どうしたらいいのかなと思いましたが、自分のイメージしているOLさんというのが、手にカーディガンを掛けていて、ヒールを履いて姿勢良く歩いているみたいなイメージを勝手に持っていて。でも休み時間は、普段自分が楽屋でスタッフさんと話していたり、年齢は違いますが学校の休み時間に話していた雰囲気を合わせればちょっとは見えるかなと、監督や共演者の方と話し合いながらやっていました。
──実際にOLという職業を役で体験して、どう感じましたか?
いやあ、OLさんは大変!
ずっと座ってパソコンで仕事をしたり、コピーしたりお茶を配ったり、なによりヒールをずっと履いていないといけないのもしんどいなと思いましたし、私には無理だなと思いました笑。体力よりも頭を使う職業かなと思っていましたが、以外と体力も使うんだなと思いました。
──パワフルなアクションが印象的ですが、ワイヤーアクションなどはどうでしたか?
楽しかったです。普段当たらないところにワイヤーが当たったりして痛かったですが、完成したものを見るとワイヤーでないとできないアクションで、ワイヤーを使ったからこそのかっこよさがあって、アクションの壮大さを出しているなと思いました。
──怖いなとか難しいなとは?
難しかったです。地上に足がついているのと浮いているときの体重の掛け方が違って、想像している体勢になれなくて、空中で体勢を維持するのが難しくて時間がかかりました。
──周りの人が飛ぶシーンについては?
気持ちよかったですね笑。綺麗に見せるように右手で殴ったら、人が綺麗にパーンと飛んで行くので、今なら街中で襲われても大丈夫だと思いました笑。
──これから映画『地獄の花園』を映画館に見に行く人たちへ、メッセージをお願いします。
OLの世界といってもキャラクターがバラバラで、どこの派閥を見ても絶対に面白いのですが、最終的にみんなが一つになっていく感じが私はすごく好きです。
どのシーンを見ても笑える映画になっているので、何も考えずただただ楽しんで欲しいです。最初からかっこいいので、オープニングから楽しんでもらえると思います。
後篇に続く
■映画『地獄の花園』
2021年5月21日(金)全国ロードショー
出演: 永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、勝村政信、松尾諭、丸山智己、遠藤憲一/小池栄子
監督:関和亮
脚本:バカリズム
配給:ワーナ・ブラザース映画
@2021『地獄の花園』製作委員会
永野芽郁(ながの・めい)
誕生日 1999年9月24日
出身地 東京都
所属事務所 スターダストプロモーション
公式サイト https://www.stardust.co.jp/section1/profile/naganomei.html
公式ツイッター https://twitter.com/mei_nagano0924
公式インスタグラム https://www.instagram.com/mei_nagano0924official/?hl=ja