玉木宏主演の連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(カンテレ系)にて霧島まゆみ役を熱演している松本まりか。
松本まりかは2018年にホリデイラブで、あざとい最強悪女・里奈役を演じきり、大きな話題となりました。
現在(2020年8月)は玉木宏と高橋一生演じる双子の兄弟による復讐を描いた連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」に出演。
同時にホリデイラブのプロデューサーの作品である連続ドラマ「妖怪シェアハウス」にも出演しています。
今回は、松本まりかの心境に迫るインタビューを実施。
松本まりかの「竜の道 二つの顔の復讐者」の霧島まゆみ役の演技にかける想いや、現在の心境を紹介します!
- ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」で悪女霧島まゆみ役を演じる松本まりか
- 松本まりかの素顔。自粛期間中自分に向き合った理由
- 「愛の不時着」で人生が変わった松本まりか
- 女優松本まりかのイメージ調査の結果
「竜の道 二つの顔の復讐者」で悪女霧島まゆみ役の松本まりか
──竜の道はどのような作品ですか?
竜の道は、登場人物がさまざまな思惑で人生を歩んで来ているので、深く、心から大人が楽しめるサスペンスだと思います。
復讐劇と同時に私と高橋一生さん演じる竜二との一筋縄ではいかない恋愛模様があるので、想像力をかき立てるような作品になっています。
松本まりかは「竜の道 二つの顔の復讐者」で多面的な悪女を演じた
──竜の道の霧島まゆみ役ではどういうことを求められていると思いましたか?
悪女には見えるんですけど、ただの「THE悪女」にはしたくない。
わかりやすい役じゃなく、もっと人って複雑で多面的なところがあるというところを求められているなと感じました。
──一見すると運送会社の社長令嬢ですよね。
そうですね、社長令嬢です。
だけど、やはり彼女の中に抱えているものは複雑で、それが素直に顔に出せない人です。
物語をかき乱すポジションの役で、この女はいったいこの物語をどうするんだろうという、役ではあります。
──その別の面をどう身につけて表現されたんですか?
私自身、人って多面体だと思っていて、自分の中にもそういった部分があると思います。
単純な部分もあればすごく複雑な部分もあるし、本当に人って一見だけじゃない、悪い面があればよい面もある。
悪い人だとしたら、彼女のよいところを見つける、悪いところを演じるんじゃなくて、よいところを演じる。
そういうのは、無意識にか意識的にかずっと探っていたような気がします。
大活躍中の女優松本まりか。素顔に迫る
松本まりかの人柄に迫るインタビューを実施。
自粛期間中の過ごし方、人生が変わった作品を紹介していきます。
松本まりかが自粛期間自分と向き合った理由
──コロナによる仕事への影響はいかがでしたか?
仕事がいきなりなくなっちゃって、本当にショックでした。
ようやく、チャンスが来たのに、また暇しなさいって言われて。
これは一体何を言われているのかなと考えたときに、もう徹底的に私はこの自粛期間、甘えないで生きようと思ったんです。
絶対墜落したくない、この自粛期間でとにかく変わりたい、自分に必要な期間だったのだと思えるような生活をしようと思いました。
主演ドラマをやるときに、たばことお酒をやめる人もたまにいて、それに似た感覚なんです。
仕事の時以外は食事のテイクアウトもしない、自炊も全然したことがなかったんですけど、100%自炊をしました。
美味しいものを食べ歩くのも大好きなんですけど、それも一切やめました。
自分の楽しみや、目先の快楽みたいなものを絶ったところで過ごしてみて、とことん自分と向き合ってみようと思って。
でも、時間だけ過ぎていく日が続いて、何も生み出せていなくて、私は何か成長しているんだろうかと思っていました。
・人に会わないっていうことはしている。
・ご飯も、自分で作るっていうことはしている。
・運動もしている。
ただそれだけなのかとも思いましたが、人と会わないということで自分自身の純度が高まったように感じました。
人と接触しない分、人からの影響を受けない中で、自分のことを見つめることが出来、自分の感性が一変しました。
「愛の不時着」で人生が変わったと語る松本まりか
──自分が変わったと感じたきっかけはありますか?
それは、笑っちゃう話なんですけど「愛の不時着」を見たときなんです。
6月の後半に「愛の不時着」を見たときに、これほどまでに美しいものがあるのかと思ったんです。
純愛だとか、愛する人を守るとか、愛するとはとか、そういうことがものすごいダイレクトに入ってきたんです。
それは自分自身が、さまざまなものに汚染されていない状態だったから、ということがあるのかもしれないと思いました。
人を本気で愛するとは何かを知った
運命的なタイミングで「愛の不時着」と出会い、何かの片鱗のような、愛の本質のようなものを知ったとき嬉しかったんです。
私は本当に大切なものをまだ知らないんだ、同じ事情の捉え方をポジティブに変えていくことで希望が見えるんだと気付きました。
──そこから何か変化はありましたか?
一つの出来事でも日記に、「今日こういう失敗をした、あぁなんて私はダメなんだ、こういうことが失敗に見える。」と書くよりも
私は自分の限界を知れたんだ、こういうことに気がつけたんだ、と捉え方を変えることで、希望に変わります。
そうしていくことで、どんどん自分が前向きになっていくし、どんどん成長したいって思えるようになるし、自分の中で大転換がありました。
そうすると、いい仕事が舞い込んできて、やりたいと思った仕事以上のものがどんどんやれるようになって、本当にびっくりすることばかりです。
だけど、今までの経験上、この状態が普通ではないということを知っていて。
今の状態は一瞬だなと思っていたら、きっと一瞬で終わると思いますが、私はこの流れを止めたくないなって思いました。
だからこそ、頂いたお仕事に対して、自分が相当な努力をしていないといけないなという責任感があります。
それに押し潰されそうになるんですけど、ポジティブに考えるようにしています。
──やはり作品は人の人生を変えるんでしょうか?
そうなんです、作品や俳優の演技で私はこんなにも感動をして、心動かされて、人生が豊かになっていて。
私は人の人生に影響がある仕事をしているんだと思ったときに、ものすごく希望と責任を感じました。
人の心を動かしたいし、できることならそうなりたいなって思います。
女優松本まりかのイメージ調査の結果を紹介!
タレントパワーランキングで、松本まりかのイメージワード調査を行いました。
松本まりかさんはどういうイメージですか?と300人の方にお聞きしました。
演技力があって、個性的な女優松本まりか
──1位は演技力がある、2位は個性的が松本さんの印象です。
個性的なんだぁ。
──3位は可愛い、4位はビジュアルが良い、5位はセクシーですね。
なるほど。
──ご覧になってどう思いますか?
想定外です。
──どこが想定外だと思いますか?
すべてです。
──演技力があるというのは嬉しいですか?
嬉しいです、もちろん一番嬉しいです。
やはり演技について、何かを感じていただけるのは、嬉しいです。
自分の演技が、誰かの心に残るものになったらいいなと思っていたので。
──個性的というのはどうですか?
個性的っていうのは意外です。
本来の私はおそらく、個性的だとは思うんですけど、それは家族の中だけとかだと捉えていました。
正直、顔も身体も個性があるようには見えないというか、普通の女の子っぽいふうに見えると思うんです。
だから、自分の個性は、恥ずかしいものだったんですよね。
家族とか親しい友達にはおもしろいと言われるんですけど、あまり世の中に受け入れられないんじゃないかって思っていました。
女性ファンが急上昇中の女優松本まりか
──今年の2月から5月調査の間に女性からの認知度が上がっているんです。
女性のファンが増えているというのを感じたりしますか?
感じますね。
SNSとか、あとは取材のオファーをしてくださる方は女性が多い感じはします。
ほとんど女性なんじゃないかと思うぐらいです。
──憧れられている?
憧れは、言い過ぎですけど、街を歩いていると気づいて声を掛けてくださるのも女性が多いですね。
松本まりかの体型維持や、美しさの秘訣
──何か体型維持のためにされていることはありますか。
忙しくても意地でもジムは行きます。
早朝から23時まで撮影が続くときは行けないですけど、21時くらいに終わったらそこから行きます。
どれだけ頭が朦朧としていようが、それだけは絶対やると決めて、ほぼ毎日行っています。
不思議と、逆に効率が良くなったりするんですよね。
そうやって自分を調整させているような気がします。
松本まりかのインタビューから見えたこと
連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」、「妖怪シェアハウス」、バラエティー、雑誌などに引っ張りだこの女優松本まりか。
自粛期間に自分と向き合ったきっかけや考え方、人生が変わった作品を赤裸々に話してくれました。
急増している女性ファンが気になる体型維持方法はなんと、ほぼ毎日ジムにいくこと。
努力家で演技力が高い彼女の今後の活躍にも注目です!
松本まりか(まつもとまりか)
誕生日 1984年9月12日
出身地 東京都
所属事務所 A-team
公式サイト https://www.ateam-japan.com/ateam/matsumotomarika/
公式インスタグラム https://www.instagram.com/marika_matsumoto/■ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』
【放送時間】 カンテレ・フジテレビ系全国ネット 毎週火曜夜9時
【原作】 白川 道 『竜の道』 (幻冬舎文庫)
【出演】 玉木宏 高橋一生 松本穂香 細田善彦 奈緒 今野浩喜 渡辺邦斗 落合モトキ 西郷輝彦(特別出演)松本まりか 斉藤由貴 遠藤憲一 他
【脚本】 篠﨑絵里子、守口悠介
【音楽】 村松崇継
【主題歌】 SEKAI NO OWARI 「umbrella」(ユニバーサル ミュージック)
【オープニング曲】 ビッケブランカ 「ミラージュ」(avex trax)
【プロデュース】 米田 孝、水野綾子
【演出】 城宝秀則、岩田和行、紙谷 楓、吉田使憲
【制作】 カンテレ、共同テレビ