イケメン声優とは?
声優がメディアに取り上げられる機会が増えるにつれ、注目度を高めているのが、魅力的な声とルックスを併せ持つイケメン声優です。イケメン声優とは、具体的にどんな存在なのでしょうか?
ルックスがよく、メディアへ露出することも
かつて声優というと、アニメや吹き替え映画などを声で支える裏方的な存在でした。しかし近年では、作品の宣伝に声優自身が参加することが一般的になり、声優一人一人が広く認知されるようになっています。
中でも人気を集めているのが、ルックスに恵まれた声優です。声とルックスを武器に、握手会をはじめとするイベント・コンサートを開催するケースも珍しくなくなりました。認知度が高まった声優はメディアへも露出し、ますます人気度を高めています。
魅力的な声でファンを虜に
ルックスのよさが注目されるイケメン声優ですが、第一の魅力となっているのは、やはりその声です。
声優はもともと声で評価される職業である以上、声そのものに人を引き付ける魅力がなければ、個人的に興味を持ってもらうことは難しいでしょう。
イケメン声優を熱烈に推しているファンも、「声が魅力的で、中の人に興味を持つようになった」という人が大半です。どんなに優れたルックスを持っていたとしても、そもそも声に魅力がなければ、注目されるきっかけを得られないといえそうです。
性格・キャラもチェック
魅力的な声とルックスを持つイケメン声優の中でも、特に熱狂的なファンを獲得しているのは、性格・キャラに独自の魅力を持つ人物です。
実際、個人でコンサート・トークイベントを開催したり、テレビのバラエティ番組などに活躍の場を広げたりしているイケメン声優は、個性的なキャラクターやトークスキルなどを併せ持つ人ばかりです。
「声優として演じたキャラクターと、声優自身を重ね合わせて応援しているうちに、声優自身のキャラクターの魅力にどっぷりとハマってしまった」というファンが多いのは、ごく自然な流れといえるでしょう。
イケメン声優人気ランキングの算出方法
イケメン声優の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが独自の調査で集計した結果をもとに構成しています。以下、詳しい算出方法を解説します。
当社独自の集計方式で算出
イケメン声優の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出し、構成しています。
パワースコアとは、調査結果に対し、各タレントの認知度(顔・名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた数値です。
今回のランキングは、2023年5月度に行われた調査をもとに作成しています。
イケメン声優人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 宮野真守 | 21.9 | 2023年05月 |
2位 | 木村昴 | 21.3 | 2023年05月 |
3位 | 花江夏樹 | 17.3 | 2023年05月 |
4位 | 梶裕貴 | 16.2 | 2023年05月 |
5位 | 津田健次郎 | 14.3 | 2023年05月 |
6位 | 下野紘 | 12.7 | 2023年05月 |
7位 | 神谷浩史 | 12.3 | 2023年05月 |
8位 | 中村悠一 | 10.8 | 2023年05月 |
9位 | 松岡禎丞 | 9.5 | 2023年05月 |
10位 | 内田雄馬 | 9.2 | 2023年05月 |
11位 | 蒼井翔太 | 8.8 | 2023年05月 |
12位 | 江口拓也 | 7.3 | 2023年05月 |
今回のランキングは、テレビやドラマで顔出しをしたことがあり、イケメンとの声が聞かれる声優をランキングにしています。以下、それぞれの声優の経歴や主な代表作について紹介します。
5月22日生まれで茨城県出身、高身長が生むスタイルのよさで知られる人物です。2007年、第1回81オーディションに合格し、翌2008年に声優デビューしています。
2011年にレーベル『Kiramune』に参加すると、同レーベル所属の木村良平・代永翼とともにユニット『Trignal(トリグナル)』を結成し、音楽活動をスタートさせました。
2021年4月には1stミニアルバム『EGUISM』をリリースしてソロデビューを果たし、ライブ活動も精力的に行っています。
主な代表作には、アニメ『SPY×FAMILY』シリーズのロイド・フォージャー役、『黒子のバスケ』シリーズの小金井慎二役、アプリゲーム『アイドリッシュセブン』の六弥ナギ役などがあります。
8月11日生まれで福井県出身、中性的なビジュアルを生かした独自の存在感で人気の人物です。
2011年に声優デビューすると、間もなく音楽活動もスタートさせます。2013年、ミニアルバム『ブルーバード』を発表すると、2019年には全国5都市7公演のツアーを成功させました。声優や歌手としての活動のほか、舞台俳優としても活躍しています。
主な代表作には、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの美風藍役、アニメ『デビルズライン(2018年)』の吉井健一役などがあります。
9月21日生まれのA型、東京都出身の声優です。声優としてさまざまなキャラクターを演じる中で、2018年に歌手デビューすると、2022年には武道館公演2daysをソールドアウトさせました。
声優としての実力も高く評価され、2019年の第13回声優アワードでは主演男優賞を受賞しています。
主な代表作には、アニメ『BANANA FISH(2018年)』のアッシュ・リンクス役、『フルーツバスケット』の草摩夾役、『呪術廻戦』シリーズの伏黒恵役などがあります。同じく人気声優の内田真礼を姉に持つことでも知られる人物です。
9月17日生まれで北海道出身、シャイで人見知りかつ天然という、ユニークなキャラクターが人気の声優です。
2009年にアニメ『東のエデン』で声優デビュー以降、アニメや吹き替え・ラジオ・ナレーションなど、声の魅力を生かしたさまざまな分野で活躍しています。その演技力には定評があり、2016年には第10回声優アワードにて主演男優賞を受賞しました。
主な代表作には、『ソードアート・オンライン』シリーズのキリト役、『鬼滅の刃』シリーズの嘴平伊之助役、『食戟のソーマ』シリーズの幸平創真役などがあります。
2月20日生まれのB型、香川県出身の声優・ナレーターです。一見クールな印象ながら、寂しがり屋でツンデレという思いがけないギャップで、多くのファンの心をつかむ人物です。
2001年にアニメ『電脳冒険記ウェブダイバー』でデビューして以降、しばらくナレーターを中心に活動し、徐々に声優活動を本格化させました。現在では、押しも押されもせぬ人気声優として活躍しています。
主な代表作には、『呪術廻戦』シリーズの五条悟役、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(2018年)』のブローノ・ブチャラティ役・映画『アベンジャーズ』シリーズのスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)役などがあります。
1月28日生まれ、千葉県出身の声優・ナレーターです。ドSキャラ・ツンデレキャラでも知られ、声優界において独自の地位を築いています。
1994年にアニメ『ツヨシしっかりしなさい』で声優デビュー以降、安定した演技力で注目され、数々の話題作に出演を重ねていきました。業界からの評価も高く、声優アワードでは殿堂入りを果たしています。
主な代表作には、『進撃の巨人』シリーズのリヴァイ役、『文豪ストレイドッグス』の江戸川乱歩役、『化物語(2009年)』の阿良々木暦役などがあります。
4月21日生まれ、東京都出身の声優・歌手・俳優です。
2001年にゲーム『リリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士3~』のテオ・モーンマイヤー役で声優デビューすると、翌2002年にはアニメ『ラーゼフォン』で主人公の神名綾人役を演じ話題になりました。
2016年には音楽活動を始めているほか、2019年には映画『クロノス・ジョウンターの伝説』で俳優デビューも果たしています。
主な代表作には、『鬼滅の刃』シリーズの我妻善逸役、『うたの☆プリンスさまっ♪ 』シリーズの来栖翔役などがあります。
6月11日生まれのO型、大阪府出身です。声優・俳優のほか、映像監督や作品プロデュースもこなす多才な人物です。
舞台俳優として活動する中で、1995年にアニメ『H2』の野田敦役で声優デビューしました。俳優ならではの演技力を生かし、2021年には第15回声優アワードにて主演男優賞を受賞しています。
声優としての主な代表作には、アニメ『チェンソーマン(2022年)』の岸辺役、『呪術廻戦』シリーズの七海建人役などがあります。
また俳優としての代表作は、ドラマ『最愛(2021年)』や映画『イチケイのカラス(2023年)』などです。
9月3日生まれ、東京都出身の声優です。その整った容姿を生かし、歌手・俳優としても活動しています。
2004年、ゲーム『帝国千戦記』で声優デビューして以降、数々の主役やキャストの声を務めました。2013年の第7回・2014年の第8回声優アワードでは、2年連続で主演男優賞を受賞しています。
主な代表作には、『進撃の巨人』シリーズのエレン・イェーガー役、『僕のヒーローアカデミア』シリーズの轟焦凍役、『七つの大罪』のメリオダス役などがあります。
1991年6月26日生まれ、神奈川県出身の声優・ナレーターです。2011年に、アニメ『ゴールデン☆キッズ』の俊太役で声優デビューすると、順調にキャリアを重ね、2015年の第9回声優アワードで新人男優賞を受賞しました。
主な代表作には、『鬼滅の刃』シリーズの竈門炭治郎役、『東京喰種トーキョーグール』シリーズの金木研役、『四月は君の嘘(2014年)』の有馬公生役、『ブルーロック』シリーズの二子一揮役などがあります。
中でも『鬼滅の刃』シリーズの竈門炭治郎役は、アニメが国民的な人気作となったこともあり、知名度を高める大きなきっかけとなりました。
6月29日生まれのO型、ドイツ出身の声優・俳優・ナレーター・タレントです。その明るく親しみやすいキャラクターが人気を博し、タレントとしての知名度も高い人物です。
2002年、ミュージカル『アニー』で舞台デビューすると、2005年に弱冠14歳にして国民的アニメ『ドラえもん』シリーズのジャイアン(剛田武)役に抜擢されました。
声優としての主な出演作は、『暗殺教室(2015年)』の寺坂竜馬役、『遊☆戯☆王VRAINS(2017年)』の草薙翔一役などです。また俳優としては、NHK大河ドラマ『どうする家康』といった人気作にも多数出演しています。
1983年6月8日生まれのB型、埼玉県出身の声優・歌手・タレントです。幼少期から劇団に所属して子役として活躍したのち、2001年に海外ドラマ『私はケイトリン』のグリフェン役で声優デビューしました。
2008年にはシングル『Discovery』で歌手デビューし、2013年には大人気ドラマ『半沢直樹』に俳優として出演した経歴を持ちます。
主な代表作には、アニメ『DEATH NOTE(2006年)』の夜神月役、劇場アニメ『バケモノの子(2015年)』の一郎彦(青年期)役などがあります。幅広い分野で活躍を見せる、生粋のエンターテイナーです。
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近年話題のイケメン声優は、人を引き付ける声だけでなく、ルックスやキャラクターにおいても魅力を備えています。
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