近年バラエティやドラマで、多くのハーフ芸能人が活躍しています。人気のあるハーフ芸能人といえば、誰が思い浮かぶでしょうか?ハーフ芸能人にはどんな魅力があるのかや、今人気のある人をランキング形式で紹介します。
ハーフ芸能人の魅力とは
ハーフ芸能人には、純粋な日本人とは違った魅力があります。どういった部分に惹かれるのか、具体的に見ていきましょう。
特有の容姿が目を引く
ハーフ芸能人には、目鼻立ちがはっきりしたほりが深い顔立ちや、抜群のスタイルなどの特徴を持つ人が多く見られます。
顔が小さく、パッチリとした目のハーフ芸能人に憧れる女性は多く、あか抜けた『ハーフ顔メイク』も流行しました。
また、高身長のハーフ芸能人は、手足が長く見栄えがするので、モデルとして活躍する人も少なくありません。
完全な外国人ではないため、日本人離れした容姿ながらも日本人らしさを持っている点が、親しみやすいのです。
個性引き立つキャラクター
ハーフ芸能人の中には、整った容姿だけでなく、純粋な日本人にはない個性的なキャラクターで、人気を博している人も多くいます。
例えば、滝沢カレンはモデルとして活躍しながらも、面白おかしい独特な言い回しがウケて、バラエティ番組で引っ張りだこです。
また、渡辺直美は日本語が上手に話せないという悩みがあったそうですが、努力して現在の地位を築きました。
見た目とのギャップが魅力的
ハーフ芸能人は、日本人離れした容姿で人気ですが、さまざまなギャップがある点も魅力の一つです。
例えば、日本語がおぼつかないと、初々しい印象で「かわいい!」と人気が出ます。逆に流暢な日本語を操り、礼儀作法がしっかりしていると「外国人みたいなのに、すごい!」とギャップを感じるでしょう。
親や育った環境の影響で、バイリンガルであったり他国の知識が豊富だったりすると、バラエティ番組以外でも起用が増え、「物知りで頼れる!」と好感度が上がります。
純粋な日本人ではないことが、プラスのギャップにつながるケースが多い点も、ハーフ芸能人の人気の秘訣といえるでしょう。
ハーフ芸能人の人気ランキング算出方法
ハーフ芸能人の人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
ハーフ芸能人の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとに、パワースコアを算出したデータから、ランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年5〜8月度に行われた調査をもとに作成しています。
ハーフ芸能人の人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 渡辺直美 | 37.6 | 2022年08月 |
2位 | 滝沢カレン | 35.2 | 2022年08月 |
3位 | 中条あやみ | 31.1 | 2022年8月 |
4位 | 草刈正雄 | 30.2 | 2022年08月 |
5位 | 宮沢りえ | 28.9 | 2022年05月 |
6位 | ウエンツ瑛士 | 28.4 | 2022年08月 |
7位 | 藤田ニコル | 27.9 | 2022年08月 |
8位 | ホラン千秋 | 26.1 | 2022年05月 |
ハーフ芸能人の人気ランキングでは、見ていて明るい気分になれる人が上位を占めました。それぞれの活動について、詳しく見ていきましょう。
1988年9月28日生まれ、東京都出身のキャスター・タレントです。父親がアイルランド人、母親が日本人のハーフで、6歳からモデル活動を始めました。
『魔法戦隊マジレンジャー(2005年)』でドラマ初出演し、2012年には報道番組『news zero』のキャスターに抜擢されます。以降、英語力や留学経験を生かして、情報・語学番組に出演するようになりました。
近年では報道番組『Nスタ』でキャスターを務めるほか、NHK音楽番組『SONGS OF TOKYO』や、バラエティ番組『芸能人監督グランプリ』など、幅広く活躍しています。
1998年2月20日生まれ、ニュージーランド出身のモデル・タレントです。父親がロシアとポーランドのハーフ、母親が日本人のクォーターで、2009年にファッション誌『nicola』の専属モデルになりました。
2014年に『nicola』を卒業後、ファッション誌『Popteen』の専属モデルになり、ティーンのカリスマ的存在として人気を博しました。
ふわりとしたかわいらしい見た目ながらはっきりとした物言いで、幅広い世代に受け入れられています。
1985年10月8日生まれ、東京都出身のタレント・俳優・歌手です。父親がドイツ系アメリカ人、母親が日本人のハーフで、NHK教育番組『天才てれびくん』『天才てれびくんワイド』に出演していました。
英語が全く話せなかったウエンツ瑛士ですが、2018年から芸能活動を休止し、イギリスに留学しました。
2020年の復帰後は、ドラマ『日本沈没-希望のひと-(2021年)』やミュージカル『ブラッド・ブラザーズ(2022年)』に出演しています。
近年では、バラエティ番組に登場したり、情報番組『日経スペシャル 60秒で学べるNews(2022年)』へレギュラー出演したりなど、活躍の場を広げています。
1973年4月6日生まれ、東京都出身の女優です。父親がオランダ人、母親が日本人のハーフで、11歳でモデルデビューしました。
CM『三井のリハウス』でリハウスガールとしてデビュー後、映画『ぼくらの七日間戦争(1988年)』の主演に抜擢されます。
女優として活躍するかたわら、ふんどしルックのカレンダーを出したり、写真集『Santa Fe』を出版したりなど、次々と話題になり人気を博しました。
一時期はサンディエゴへ移住し芸能活動を休止していましたが、2000年以降女優業を中心に活動を再開します。
映画『たそがれ清兵衛(2002年)』やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人(2022年)』など、数々の話題作に出演し活躍中です。
1952年9月5日生まれ、福岡県出身の俳優です。父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフです。
18歳のときに甘いルックスが評価され、資生堂初の男性化粧品ブランド『MG5(1970年)』の広告でモデルデビューしました。
映画『卑弥呼(1974年)』で俳優デビューを飾り、映画『沖田総司(1974年)』で製作者協会新人賞を受賞し、二枚目俳優として躍進します。
NHK大河ドラマ『真田丸(2016年)』では真田幸村の父役を好演し、大きな話題になりました。現在も映画・ドラマだけでなく、数々のCM・バラエティ番組に出演し、お茶の間で人気です。
1997年2月4日生まれ、大阪府出身のモデル・女優です。父親がイギリス人、母親が日本人のハーフで、2011年にファッション誌『Seventeen』のモデルとして活動を開始しました。
くっきりした目鼻立ちと、透明感のあるたたずまいが人気を博し、ドラマ『黒の女教師(2012年)』で女優デビューしています。
また、東方神起の『TREE OF LIFE(2014年)』や、サカナクションの『グッドバイ(2014年)』のMV出演など、活躍の場を広げていきました。
近年では、バラエティ番組『ANOTHER SKY』で司会を務めたり、ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~(2021年)』に出演したり、さらにはキリンビバレッジ『午後の紅茶』のCMに登場したりなど、その人気はとどまるところを知りません。
1992年5月13日生まれ、東京都出身のモデル・タレント・女優です。父親がウクライナ人、母親が日本人のハーフで、2008年にファッション誌『Seventeen』の専属モデルとして活動を開始しました。
『Seventeen』卒業後はファッション誌『JJ』の専属モデルを経て、現在はタレントとしても活躍中です。2015年にバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』に出演したとき、独特の言い回しがお茶の間で話題になりました。
近年では、バラエティ番組『行列のできる相談所』にレギュラー出演するほか、映画『かがみの孤城(2022年)』で声優にもチャレンジしています。個性的で陽気、憎めないキャラクターが人気のハーフ芸能人です。
1987年10月23日生まれ、茨城県出身のお笑いタレントです。父親が日本人、母親が台湾人のハーフで、NSC東京校の12期生でした。
バラエティ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』で2008~2014年まで『14代目いいとも少女隊』を務めたり、モノマネでネタ番組へ出演したりと活躍していましたが、デビュー後2〜3年は日本語が苦手だったと明かしています。
2014年にニューヨークへ短期留学し、現在ではInstagramのフォロワーが989.7万人(2022年12月現在)のインフルエンサーとしても人気です。
2022年には、ミュージカル『ヘアスプレー』で主演を務めたり、女性用下着『Nmerry』をプロデュースしたりなど、ジャンルを問わず活躍しています。
バラエティやドラマで特有の魅力を楽しもう
芸能界では、目鼻立ちがはっきりした顔、かつ高身長で手足が長くスタイルが良いハーフ芸能人が、多く活躍しています。
それぞれ魅力的な容姿や個性的なキャラクターを生かし、近年のバラエティやドラマでは、ハーフ芸能人が話題に上がることが増えました。
現在活躍中のハーフ芸能人のプロフィールを知り、特有の魅力をもっと楽しみながら応援しましょう。