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キャスティング担当者も必見!Z世代に支持されている30代男優ランキングTOP20

Z世代に支持されている30代男優TOP20の調査方法

株式会社アーキテクトが実施しているタレントパワーランキングの定期調査で、調査対象として登録されている30~39歳の男優・男性タレントの中から10代と20代の男女の回答においてパワースコアが高かった順にランキング化しました。調査対象男優の年齢は2025年6月15日時点です。

なお、ドラマ・映画出演以外の活動が中心となっている人は除きました。2021~2025年に地上波連ドラのレギュラー出演と映画出演(今後放送・公開予定の作品を含む。吹き替え、声優を除く)合わせて3作品以上を基本的な基準としてします。

『パワースコア』とは、株式会社アーキテクトが3カ月に1度実施している、タレントの『認知度(顔と名前を知っている)』と『誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)』の調査をもとに、2つのデータを掛け合わせて算出したものです。タレントパワーランキング調査は2月、5月、8月、11月に実施。今回は、2025年2月度に調査を行ったデータを使用しています。

山田裕貴・坂口健太郎・岡田将生が順位上昇してトップ20入り

20位

Snow Man

佐久間大介

20位には2名が同スコアで並んでいます。1992年7月5日生まれ、東京都出身。2020年にSnow ManのメンバーとしてCDデビュー。バラエティ番組で活躍しているほか、2022年にはSnow Man主演の映画『おそ松さん』で十四松役を演じました。

2024年2月公開の土屋太鳳主演映画『マッチング』で相手役のストーカーを演じたほか、8月に公開された大西流星(なにわ男子)主演の映画『恋を知らない僕たちは』に原作者・水野美波と雑誌で対談した縁からシークレットゲストとして友情出演。屋台の店員を演じています。男女全体(10~60代)のランキングでは30代男優42位で、Z世代での支持が特に高くなっています。

20位

志尊淳

1995年3月5日生まれ、東京都出身。2011年にミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビュー。2014年に『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレ朝系)で連ドラ初主演しました。

2025年4月期はドラマ『恋は闇』(日テレ系)で主演しています。また、『ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー』(日テレ系)の第1話に週刊誌のフリーライター役で友情出演しました。今年3月に30歳となり、30代男優の仲間入りをしました。

19位

福士蒼汰

1993年5月30日生まれ、東京都出身。2011年にドラマ『美咲ナンバーワン!!』(日テレ系)で俳優デビューして、同じ年に『仮面ライダーフォーゼ』(テレ朝系)で連ドラ初主演。2013年にはNHK朝ドラ『あまちゃん』に種市先輩役で出演して注目を集めました。

2024年1月期ドラマ『アイのない恋人たち』(ABC・テレ朝系)で主演。同年5月には主演映画『湖の女たち』(松本まりかとW主演)が公開されました。2025年2月からタカミスキンピールの20周年記念CMに出演しています。

18位

Snow Man

宮舘涼太

1993年3月25日生まれ、東京都出身。2020年にSnow ManのメンバーとしてCDデビュー。2022年公開のSnow Man主演映画『おそ松さん』ではピリオド役を演じました。

2024年に『大奥』(フジ系)で連ドラ初出演するとともに、スピンオフドラマ『大奥〜定信の恋〜』で主演。2025年4月期ドラマ『キャスター』(TBS系)にイケメンシェフ役でゲスト出演しました。10月公開予定の映画『火喰鳥を、喰う』に山下美月が演じるヒロインの大学時代の先輩役で出演します。男女全体のランキングでは27位で、同じSnow Manメンバーの佐久間大介と同様にZ世代での支持が高くなっています。

17位

岡田将生

1989年8月15日生まれ、東京都出身。2006年に俳優デビュー。2009年に『ホノカアボーイ』で映画初主演。2024年前期NHK連続テレビ小説『虎に翼』ではヒロインの夫となる裁判官役を演じました。

2025年1月期の日曜劇場『御上先生』(TBS系)に文科省の官僚役で出演して、クールな存在感が注目を集め、前回調査(2024年11月)の24位から順位を上げています。4月に放送された『地震のあとで』(NHK)第1話で主演。同ドラマを再編集した映画『アフター・ザ・クエイク』が10月に公開される予定です。

16位

松坂桃李

1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。2009年に『侍戦隊シンケンジャー』(テレ朝系)で主演デビュー。2020年には2019年公開の主演映画『新聞記者』が高く評価され、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。

2025年1月期の『御上先生』での主演が記憶に新しいところです。5月23日に公開された映画『父と僕の終わらない歌』では寺尾聰とW主演しています。最近は官僚役が続いており、6月13日に公開された映画『フロントライン』では厚生労働省から派遣されて主人公とともに災害派遣医療チームを指揮する役人を演じています。

15位

中村倫也

1986年12月24日生まれ、東京都出身。2005年、映画『七人の弔』で俳優デビュー。2018年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で活躍しました。2020年放送の『美食探偵明智五郎』(日テレ系)で約13年ぶりに連ドラで主演。

2025年3月放送の『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ シーズン3「異人アンドロ氏」』(NHK BS)で主演。7月期の連ドラ『DOPE 麻薬取締部特捜課』(TBS系)で髙橋海人とW主演します。9月~10月には堤真一との二人芝居『ライフ・イン・ザ・シアター』が全国6都市で上演される予定です。

14位

坂口健太郎

1991年7月11日生まれ、東京都出身。雑誌モデルとして活躍する一方で、2015年に『コウノドリ』(TBS系)で連ドラ初出演。2018年に『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ・フジ系)で連ドラ初主演。

2024年11月に配信されたドラマ『さよならのつづき』(Netflix)で有村架純とW主演しました。前回の26位から大きく順位を上げて、Z世代におけるパワースコア上昇率では30代男優4位にランクインしています。2025年10月31日に公開予定の映画『盤上の向日葵』で主演します。原作は柚月裕子の小説です。

13位

竹内涼真

1993年4月26日生まれ、東京都出身。2013年に俳優デビュー。2014年に『仮面ライダードライブ』(テレ朝系)で連ドラ主演。2017年には有村架純主演のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』に出演して注目を集めました。

2025年6月21日放送予定のドラマプレミアム『看守の流儀』(テレ朝系)に主演。木村文乃と初共演しています。12月配信予定のNetflix映画『10DANCE』では町田啓太とW主演します。

12位

亀梨和也

1986年2月23日生まれ、東京都出身。1999年、ドラマ『3年B組金八先生』第5シリーズ(TBS系)で俳優デビュー。2005年にはドラマ『野ブタをプロデュース。』(日テレ系)で主演。2006年、KAT-TUNのメンバーとしてCDデビュー

2025年3月にKAT-TUNが解散。現在は個人事務所でソロ活動を展開しています。6月27日公開予定の三池崇史・監督、綾野剛主演による映画『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』に週刊誌記者役で出演しています。

11位

山田裕貴

1990年9月18日生まれ、愛知県出身。2011年に『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレ朝系)で俳優デビュー。2019年にはNHK連続テレビ小説『なつぞら』に小畑雪次郎役で出演しました。2023年に『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)でゴールデンプライムタイム帯連ドラ主演。

前回21位から順位を大きく上げています。2025年7月25日公開予定の映画『木の上の軍隊』で堤真一とW主演。9月公開予定のバカリズム脚本による映画『ベートーヴェン捏造』でも主演します。

Z世代での支持が高い吉沢亮・中島健人・間宮祥太朗

10位

間宮祥太朗

1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』(日テレ系)で俳優デビュー。2016年、『ニーチェ先生』(読売・日テレ系)で連ドラ初主演。2018年にはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演して脚光を浴びました。

高校生限定試写会も行われて話題を集めた、2025年1月公開の映画『アンダーニンジャ』に出演。4月期はドラマ『イグナイト –法の無法者–』(TBS系)で主演。主人公の新米弁護士を演じています。前回18位からランクアップ。男女全体では19位で、この世代での支持の高さが目立っています。

9位

山﨑賢人

1994年9月7日生まれ、東京都出身。2010年にドラマ『熱海の捜査官』(テレ朝系)で俳優デビュー。2019年には映画『キングダム』で主演。土屋太鳳とW主演して2020年に第1シリーズが配信された『今際の国のアリス』(Netflix)はZ世代の支持が高い作品として知られています

2025年1月に公開された福田雄一監督の映画『アンダーニンジャ』で主演。9月に配信予定の『今際の国のアリス』第3シリーズでも主演します。主演映画『ゴールデンカムイ』の続編製作も決定しました。

8位

佐藤健

1989年3月21日生まれ、埼玉県出身。2006年に俳優デビュー。2007年、『仮面ライダー電王』(テレ朝系)で連ドラ初主演。

最近は配信ドラマでの活躍も目立っています。2025年6月27日から配信予定の『私の夫と結婚して』(Amazon Prime Video)で小芝風花とW主演。7月配信予定のドラマ『グラスハート』(Netflix)でも主演します。

7位

Hey! Say! JUMP

山田涼介

1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年にHey! Say! JUMPのメンバーとしてCDデビュー。2010年には『左目探偵EYE』(日テレ系)で連ドラ初主演しました。

2025年4月期はドラマ『ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー』(日テレ系)に出演中。同ドラマの挿入歌『花のように』が4月にリリースした初のソロアルバム『RED』に収録されています。4月からソロコンサートを全国で開催しています。

6位

中島健人

1994年3月13日生まれ、東京都出身。2011年にSexy Zone(現・timelesz)のメンバーとしてCDデビュー。2013年、『BAD BOYS J』(日テレ系)で連ドラ初主演。2024年にSexy Zoneを卒業しました。

2025年2月に公開された映画『知らないカノジョ』で主演して注目を集め、前回の11位から順位が大きく上昇しています(上昇率3位)。5月21日には初のソロシングル『MONTAGE』が発売されました。5月22日に開催された『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』(NHK BSでオンエア)ではレッドカーペットアンバサダーを務め、アーティストたちにインタビューしました。幅広い活躍を見せています。

5位

吉沢亮

1994年2月1日生まれ、東京都出身。2010年に俳優デビュー。2013年にドラマ『ぶっせん』(TBS系)で連ドラ初主演。2019年にはNHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演して注目を集めました。2021年度のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演。

2025年6月6日に主演映画『国宝』が公開ました。7月4日には主演映画『ババンババンバンバンパイア』が公開予定。男女全体では11位で、Z世代の支持が高くなっています。

4位

賀来賢人

1989年7月3日生まれ、東京都出身。2007年に俳優デビュー。2018年放送のドラマ『今日から俺は!!』(日テレ系)で主演して注目を集め、幅広い世代で支持されています。

2025年8月公開の劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』に出演。同じく8月に公開予定のアニメ映画『クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』にウルフ役の声優でゲスト出演しています。

3位

神木隆之介

1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。子役として1995年にCMでデビュー。2007年、『探偵学園Q』(日テレ系)で連ドラ初主演。2023年にNHK連続テレビ小説『らんまん』で主演しました。

2024年10月期の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)で主演。同年12月に公開された映画『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜』にも出演しました。2025年3月から放映開始されたドリコム「Disney STEP」のCMでは志尊淳と共演しています。

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2位

菅田将暉

1993年2月21日生まれ、大阪府出身。2009年に『仮面ライダーW』(テレ朝系)で主演デビュー。2019年に『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日テレ系)でゴールデンプライムタイム帯連ドラ初主演。

2025年1月に公開された映画『サンセット・サンライズ』で主演。5月22日開催の『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』で司会を担当しました。6月4日発売のSixTONESのシングルに収録されている松村北斗のソロ曲『憧憬のアーチ』を楽曲提供するなど、多彩な活躍を見せています。7月配信開始予定の佐藤健主演ドラマ『グラスハート』にも出演しています。Z世代での認知度は30代男優の中でトップとなっています。

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1位はtimeleszのメンバー

1位

timelesz

菊池風磨

1995年3月7日生まれ、東京都出身。2011年にSexy Zone(現・timelesz)のメンバーとしてCDデビュー。2017年に『吾輩の部屋である』(日テレ系)で連ドラ初主演。

2025年4月25日に公開された映画『#真相をお話しします』でMrs. GREEN APPLEの大森元貴とW主演。テレビ番組のMCでも活躍しているほか、4月から冠ラジオ番組『菊池風磨 hoursz』(TOKYO FM)がスタートしました。

男女全体では6位で、Z世代の支持が高い俳優です。男女年代別でパワースコアが最も高くなっているのは10代前半女性、2番目に高いのは40代後半女性、3番目が10代後半女性で、スコアが高い年代トップ3のうち2つがZ世代内となっています。

文/高倉文紀

俳優評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などで男女俳優・アイドルの取材や分析を展開している。テレビ番組や雑誌・Webニュースにコメントを提供するほか、映画の劇場用パンフレットなどでも執筆。
https://note.com/tokyodiorama

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