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2024年版【企業のキャスティング担当者必見!】Z世代に支持されている男性タレント&女性タレントBEST10!

Z世代に支持されているタレントランキングの算出方法

このランキングでは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出しています。

パワースコアとは、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)の調査結果から算出した値です。今回のランキングは、2024年2月度に行われた最新調査をもとに作成しています。

一般的に、Z世代は「1990年代の終わりから2010年代に生まれた人たち」を指すとされる場合が多いので、ここでは10代および20代前半の男女の回答を合わせてパワースコアが高かった順にランキングを作成しました。なお、男女混合のユニットやグループについては、主なメンバーが属する性別のランキングに分類しています。

Z世代に支持されている男性タレントランキング

第10位 千鳥

10位は大悟とノブによるお笑いコンビの千鳥です。昨年(2023年2月度調査を使用)のランキングでは大悟が個人で8位にランクインしていましたが、今年はコンビでベスト10に入りました(大悟は17位、ノブは28位)。Z世代の中で20代前半に限定すると2位です。

2024年3月31日から番組が復活して放送スタートとなったスポーツニュース番組『すぽると!』(フジ系)にキャプテンとして出演しています。

第9位 伊達みきお(サンドウィッチマン)

9位はサンドウィッチマンの伊達みきお。昨年は相方の富澤たけしが6位にランクインしていました(今年は13位)。

コンビでの活動が多くなっていますが、ソロで出演している番組としては、これまで不定期で放送されていた『サンド伊達のコロッケあがってます』(BS-TBS)が2024年4月26日からレギュラー放送開始となります。

第7位 相葉雅紀(嵐)

7位には2組が同スコアで並びました。1人目は嵐の相葉雅紀です。『相葉マナブ』(テレ朝系)などの番組MCを担当して人気を集めているほか、2023年は秋クールのドラマ『今日からヒットマン』(テレ朝系)で主演しました。

Z世代女性の支持が高く、10代女性の回答では男性タレントトップ。男女全年齢のパワースコアのランキングでは男性タレント部門20位です。

第7位 サンドウィッチマン

コンビとしてのサンドウィッチマンは7位です。男女全体では2位。Z世代の支持も高く、20代前半では3位です。2024年2月4日にスタートした『だれかtoなかい』(フジ系)の初回放送にゲスト出演して話題を集めました。

第6位 マツコ・デラックス

6位にはマツコ・デラックスがランクインしました。今年2月23日に放送された『徹子の部屋2時間SP』(テレ朝系)にゲスト出演して話題になりました。Z世代での認知度は88.0%で、男性タレントの中で1位です。Z世代の中でも10代後半男女の回答では1位となりました。

男性4位・5位は音楽グループ

第5位 Mrs.GREEN APPLE

5位は3人組バンド、Mrs.GREEN APPLE。2013年に結成されて、2015年にメジャーデビュー。2023年に、ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(ABC・テレ朝系)の主題歌となった『ケセラセラ』で日本レコード大賞を受賞。男女全体では144位で、Z世代での支持がずば抜けて高くなっています。

第4位 Official髭男dism

4位は4人組バンド、Official髭男dismです。2023年12月にアニメ映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の主題歌として書き下ろした『SOULSOUP』を配信リリース。男女全体では59位で、Z世代の支持の高さが目立っています。

第3位 二宮和也(嵐)

昨年は1位だった嵐の二宮和也が3位です。男女全体では13位で、Z世代女性の支持が高く、女性の回答に限ると、相葉雅紀と同スコアの2位。2024年2月にスタートした『だれかtoなかい』のレギュラーMCを中居正広とともに担当しています。

第2位 米津玄師

2位はシンガーソングライターの米津玄師です。ベスト10に歌手・ミュージシャン部門から3組がランクインして、Z世代の音楽への関心が高いことをうかがわせます。2024年4月スタートの連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌に『さよーならまたいつか!』を書き下ろしました。

第1位 大谷翔平

1位はMLB・ドジャースの大谷翔平です。ニュースやワイドショーで大きく取り上げられる機会が多く、Z世代の関心も高まっています。男女全体では2024年5月度から4期連続の男性1位となっていますが、Z世代では2023年8月に米津玄師に1位の座を譲ったことがあります。最近では元通訳の違法賭博問題が連日報道され、今後の大谷のパワースコアにどのような影響を与えるか、注目されます。

菊池風磨・ヒカキン・なかやまきんに君もZ世代で高い人気

そのほか11位以下では、14位・菊池風磨(男女全体では82位)、15位・チョコレートプラネット(同24位)、17位・浜田雅功(同35位)、19位・菅田将暉(同30位)、30位・ヒカキン(同259位)、33位・SEKAI NO OWARI(同177位)、34位・なかやまきんに君(同64位)らも、Z世代で高い注目を集めています。

Z世代に支持されている女性タレントランキング

第10位 浜辺美波

女性10位には浜辺美波がランクインしました。2024年1月に公開された映画『サイレントラブ』でヒロインを演じました。4月6日に主演ドラマ『アリバイ崩し承りますスペシャル』(テレ朝系)が放送されます。

浜辺美波の2021年の目標は「等身大でいること」!旬の女優インタビュー 浜辺美波・後篇 12月18日に公開された映画『約束のネバーランド』で主演している浜辺美波。今年はドラマ『アリ...

第8位 Ado

8位には2名の歌手が同スコアで並んでいます。1人目は、昨年のNHK『紅白歌合戦』にも出場したAdoです。2024年2月に新曲『Value』を配信リリースしました。男女全体では57位で、Z世代での支持が目立っています。男性支持が高く、Z世代男性においてはYOASOBIに次ぐ2位です。

第8位 幾田りら

もうひとりの8位の歌手は、YOASOBIのメンバーでもある幾田りら。男女全体では45位で、彼女もZ世代の支持が高いアーティストです。

2024年3月22日に前章が公開され、4月19日に後章が公開予定のアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』であのとW主演声優をしています。後章の主題歌でもあるシングル『青春謳歌』(幾田りら feat. Ano)を3月20日にリリースしました。

第7位 水卜麻美

7位は日本テレビアナウンサーの水卜麻美です。現在は『ZIP!』『有吉ゼミ』などを担当していて、テレビを見ている層のZ世代には身近な存在となっているようです。担当番組のひとつ、『午前0時の森』は2024年3月26日に終了しました。

第6位 あいみょん

6位は、シンガーソングライターのあいみょん。男女全体では26位で、Z世代の支持が高くなっています。新曲『会いに行くのに』が2024年4月15日スタートの杉咲花主演ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジ系)の主題歌に決定しています。

今田美桜・橋本環奈がベスト5にランクイン

第5位 芦田愛菜

芦田愛菜が5位にランクイン。男女全体では2位と高い順位に上昇しており、20代後半以上の支持が高いようです。2024年1月クールのドラマ『さよならマエストロ』(TBS系)でヒロインを演じました。

第4位 今田美桜

4位は2025年春スタートのNHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインを演じる今田美桜です。男女全体では15位で、Z世代の支持が非常に高くなっています。特に女性支持が高く、Z世代女性では2位です。2024年4月スタートのドラマ『花咲舞が黙ってない』(日テレ系)でも主演します。

第3位 広瀬すず

昨年は8位だった広瀬すずが3位にランクアップ。男女全体では7位で、Z世代の支持が高くなっています。2024年2月からサントリー「ザ・プレミアムモルツ」の新CM「いい日、プレモル。蕎麦屋」編の放映がスタートしました。

第2位 橋本環奈

2位は、2024年秋スタートの連続テレビ小説『おむすび』のヒロインを演じる橋本環奈です。幅広い年代で高い支持を集めて、男女全体でも2位(芦田愛菜と同スコア)です。昨年から順位を1つ落としましたが、スコアは44.1ポイントから48.6ポイントに上昇しています。Z世代女性の回答では1位となっています。

女性1位は男女音楽ユニット

第1位 YOASOBI

1位は、昨年2位だった男女ユニット、YOASOBIです。男女全体では12位(歌手・ミュージシャン部門1位)で、Z世代の支持が高くなっています。女性のベスト10にも歌手・ミュージシャン部門から4組がランクインしました(幾田りらは個人でもランクイン)。2024年3月13日に5thCDシングル『Biri-Biri』が発売されました。

11位以下では15位・生見愛瑠(男女全体では女性25位)、19位・永野芽郁(同27位)、20位・あの(同70位)、28位・TWICE(同134位)、32位・齋藤飛鳥(同105位)などがZ世代で特に高い支持を集めています。

Z世代に支持されているタレントランキング
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文/高倉文紀

評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などのメディアで俳優・アイドルの取材や分析を展開。
https://note.com/tokyodiorama

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