映画『ニセコイ』に出演する正統派美少女女優・池間夏海の素顔

旬の女優インタビュー
池間夏海（後篇）

（C）Makoto Hada

12月21日に公開された映画『ニセコイ』で小野寺小咲役を演じている池間夏海は、沖縄県出身の現在16歳。幼少期から地元でモデルとして活動、高校生となった今年春に上京して、本格的に女優としての活動をスタートさせた。資生堂「シーブリーズ」のCMに起用されたほか、マクドナルド「ワッフルコーン」のCMにも出演。『ニセコイ』は映画初出演となる。

PART1　自分自身について
いろんなことに興味を持って、マイブームがコロコロ変わります

（ｃ）2018「ニセコイ」製作委員会　（ｃ）古味直志／集英社

――映画『ニセコイ』で小咲ちゃん役を演じるために、動きなどをゆっくりにしたというお話がありましたが、ふだんの池間さんは、ゆっくりなほうですか、それとも・・・。

東京に出てきてからちょっとずつ治そうとしていますが、ゆっくりしているほうだと思います。中学生のときは、「カメ」と呼ばれていたこともあります（笑）。ゆっくりなところは、役と似てるかもしれませんね。

（ｃ）2018「ニセコイ」製作委員会　（ｃ）古味直志／集英社

――東京生活は慣れましたか。

半年以上経ったので、だいぶ慣れてきました。でも、今日バスに乗って来たんですけど、１つ手前のバス停で降りてしまって。そういうところは、まだまだですね（笑）。

――お仕事が終わって、リラックスしたいときは何をしていますか？

今いろんなことにハマってます。マイブームが、コロコロ変わるんです。漫画を集めて読んだり、映画をひとりで見に行ったり、本屋さんで好きな本を選んで読んだり、音楽を聞くのが好きになってお風呂の中で歌ったり。それが、ローテーションで、ぐるぐる回っています。

――今はちょうどマイブームとして何が来てますか？

今は折り返し地点です（笑）。

――沖縄にいた頃と変化したことは、ありますか？

変わったことが、ありすぎて。この1年で、考え方も意識も変わりました。いろんなものに興味を持って、いろんなことを感じることも大事だなと思うようになりました。これからお芝居をしていく上で、大事なことだなって。いろんな作品も観ていきたいです。いい高校デビューができたんじゃないかなって思います。

――今後どういうふうに、成長していきたいですか？

「そのままでいてほしい」とよく言われますけど、自分の甘さや弱いところは、ちょっとずつなくしていきたいなと。行動が遅いところとか、ついお菓子を食べすぎてしまうところとかは治しつつ、いい部分は、そのままでいたいなと思っています。

――2018年を振り返ると、どんな1年でしたか？

緊張する出来事もたくさんありましたが、思い出してみると、いろんなことが経験できて、いろんなことを学びました。環境に恵まれていると感じているので、まわりの方々に感謝してます。

PART2　さらに池間さんについて知るために、いろんな質問をしてみました
東京の雪を見るのが、楽しみです

Q　自分の性格を楽器にたとえると？

木琴。好きなことをしている自分、友達と会っているときの自分、お仕事をしている自分、それぞれがちょっと違うので、いろんな自分がいるなと感じて。だから、木琴のように、いろんな音色が出るんじゃないかなって。それを演技にも活かしたいです。

Q　好きな音は？

自分の名前にも「海」が入ってますが、海が好きで、波の音を聞くと気持ちいいなって。クジラの鳴き声も好きで、寝る前に聞いたりもします。

Q　名前は「夏」の海ですが、今の季節の冬の楽しみは？

やっぱり、雪ですね。生まれ育った沖縄では見ることができなかった雪を、東京で見てみたいです。東京の冬は、上京してきてからはじめてなので、楽しみです。

Q　映画『ニセコイ』の舞台は学校ですが、学校という存在を色にたとえると？

赤ですね。勉強を頑張っている子もいれば、恋愛で負けないためにおしゃれを頑張ってる子もいれば、部活を頑張っている人もいたり、競争心が芽生える場所だなと思うので、その激しさが、赤かなって。でも、高校になると、ちょっと落ち着きが出てきて、えんじ色に近いかな。

（ｃ）2018「ニセコイ」製作委員会　（ｃ）古味直志／集英社

映画『ニセコイ』

公開中
原作：古味直志
監督：河合勇人
出演：中島健人　中条あやみ
池間夏海　島崎遥香　岸優太（King＆Prince）　青野楓　河村花　GENKING　松本まりか
丸山智己　加藤諒　団時朗　宅麻伸（友情出演）／DAIGO
配給：東宝
（ｃ）2018「ニセコイ」製作委員会　（ｃ）古味直志／集英社