A.B.C-Zメンバーの特徴は?
A.B.C-Zは、これまでどんな活動をしてきたのでしょうか?パフォーマンスの特徴や、ジャニーズJr.時代のことも見ていきましょう。
2012年にDVDデビュー
A.B.C-Zは、シングル・アルバムといったCDではなく、DVDでデビューを果たした珍しいグループです。
DVDの内容は、デビュー曲『Za ABC~5stars~』のミュージッククリップと『砂のグラス』のダンスクリップの2曲、そしてオフショット映像・スペシャルインタビュー、代々木で行われたコンサートのダイジェスト映像が入った、約50分の大ボリュームとなっています。
デビューDVDのリリースは2012年でしたが、結成自体は2008年にされていました。現在は5人組ですが、結成当初は4人体制で、橋本良亮は後に加入した形です。グループ名もそのときに『A.B.C-Z』へと変わり、それまでは『A.B.C』という名前でした。
アクロバティックなライブが特徴
ジャニーズ事務所所属のアイドルユニットは、いずれもライブパフォーマンスに定評があります。中でもA.B.C-Zは、その運動神経の高さが注目されています。
バク宙といったアクロバティックな技から洗練された細かい動きまで、彼らのダンスは人の目を強く惹きつけるのが特徴です。デビュー作がCDではなくDVDだったことも、それを裏付けているでしょう。
特に『5STAR』という大がかりな装置を用いたライブパフォーマンスでは、5人がサーカスかのように装置上でキレのある動きを披露しています。
ジャニーズJr.時代は「エビキス」として活躍
同じジャニーズ事務所所属のユニット『Kis-My-Ft2』とA.B.C-Zには、共通点があります。どちらも、結成からデビューまで日の目を見ない期間が長かったことです。
またバラエティ番組では、両グループが『ジュニアコロシアム』というコーナーでたびたび対決しており、ファンの支持も厚いコンテンツでした。
そうしたつながりから、いつしか『エビキス』という愛称が生まれ、お互いのグループへの愛情を注ぐファンも少なくありません。
A.B.C-Zメンバーの人気ランキングの算出方法
A.B.C-Zメンバーの人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
A.B.C-Zメンバーの人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出しました。こちらのデータから、ランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年11月度に行われた調査をもとに作成しています。
A.B.C-Zメンバーの人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 河合郁人 | 20.7 | 2022年11月 |
2位 | 塚田僚一 | 16.3 | 2022年11月 |
3位 | 戸塚祥太 | 12.8 | 2022年11月 |
4位 | 橋本良亮 | 10.1 | 2022年11月 |
5位 | 五関晃一 | 9.9 | 2022年11月 |
A.B.C-Zメンバーの人気ランキングは上記のような結果になりましたが、もちろんメンバーそれぞれに人気があり活躍中です。個々の活動について見ていきましょう。
1985年6月17日生まれ、血液型はA型です。グループの中で最年長として活躍しています。
5人の中でもとりわけダンスのテクニックに秀でており、基本的なリズム感・ポージングだけでなく、オリジナリティも表現できるメンバーです。
振り付け師から注意を受けたことがないという逸話もあるほどの技術力で、メンバーたちを踊りの面において牽引しています。
振り付け師としての活躍も目覚ましく、『Graceful Runner(2022年)』『#IMA(2022年)』などの楽曲で振り付けを手掛けました。近年ではeスポーツ番組にも出演しており、ゲーマーとしての一面ものぞかせています。
1993年7月15日生まれ、血液型はB型です。グループではセンターを務めており、甘い歌声で楽曲を彩っています。
ベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z(2022年)』には、ソロ楽曲『Calling me』も収録されており、グループのメインヴォーカリストとして実力を発揮しました。
役者としても活躍を見せており、2023年2月から上演される音楽劇『逃げろ!〜モールァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ〜』では主演を務めています。
自称天才というダ・ポンテを演じる本人は、インタビューにて「自分は努力の人間だと思っている」とコメントしました。
1986年11月13日生まれ、血液型はB型です。随所に独特の世界観を見せる、オリジナリティあふれるセンスを持っています。
そのセンスは、自身が作詞作曲をしたソロ楽曲『星が光っていると思っていた(2022年)』にも表れており、ただのアイドルとは異なるアーティスティックな一面を垣間見ることができるでしょう。
またドラマ・映画・舞台にも多く出演しており、特に映画への憧れは強く「自身でも夢だった」と語っています。
『恋する♡ヴァンパイア(2015年)』で映画デビューを無事果たすと、以降も数々の作品に出演し、近年では『凜子さんはシてみたい(2021年)』で女優・高田夏帆とダブル主演を務めました。
1986年12月10日生まれ、血液型はO型です。『塚ちゃん』の愛称で親しまれており、運動神経が抜群な点も特徴として挙げられます。
スポーツ自慢たちが集う大型特番『SASUKE』にもたびたび出場し、突破率が極めて低いファーストステージをクリアした実績もあるほどです。
またユニークなパフォーマンスも行っており、特に『塚リカちゃん』と呼ばれる女装姿は、鍛え上げられた肉体とかわいらしい雰囲気のギャップがたまりません。
2014年には塚リカちゃんオリジナルの楽曲が発表されたり、2017年には音楽クリエイター・ヒャダインが楽曲提供をしたりなど、そのキャラクター性は多くの人を惹きつけています。
1987年10月20日生まれ、血液型はA型です。自らもジャニーズでありながら、ジャニーズの大ファンとしても知られています。
特にジャニーズタレントのモノマネを得意としており、細部をよく捉えたモノマネはバラエティ番組でも高評価です。
アイドルとしてはもちろん、タレントとしてバラエティ番組にも多く出演しており、近年はMC業も務めるようになりました。
バラエティ番組『たとえるバラエティ クイズ!鼻からスイカ』『池上彰の激動!世界情勢SP』でMC経験を持っています。それ以外にも、情報番組『ワイドナショー』にて、臨時MCをこなしたこともあります。
歌はもちろんライブも楽しんでみて
A.B.C-Zのメンバー5人はいずれも個性が豊かで、それぞれの持ち味を生かしながら活動の幅を広げています。
デビューまでが長かった分、下積み時代にしっかりと培われた実力が認められ、今の活躍につながっているのでしょう。
音源を聞く楽しさもありますが、ダンスが得意なグループであるため、やはり真骨頂はライブです。ぜひ彼らのライブに、足を運んでみてはいかがでしょうか。