芸能界には、50代でもイケメン俳優として活躍している人が多くいます。彼らはイケオジと呼ばれ、若手俳優にはない魅力をたくさん持っているのです。イケオジのどこが魅力的なのかを解説しつつ、ランキング形式で50代のイケメン俳優を紹介します。
【50代】イケオジの魅力とは?
イケメンはどの世代にもいますが、特に50代でのイケメンはイケオジと呼ばれます。まずは、イケオジの魅力がどこにあるのかを見ていきましょう。
堂々とした「できる男」オーラ
『イケオジ』には、若い俳優にはあまり見られない、落ち着きを含めたかっこよさがあります。
50代ともなれば、芸能界でかなりのキャリアを積んでいる立場なので、責任感もあり、豊富な経験から貫禄も備わるでしょう。その落ち着きや余裕は堂々とした態度となり、できる男のオーラをまとわせます。
仕事に対しても揺るがないメンタルを持っているため、仮にトラブルが起きても動じることがありません。余裕ある姿は、多くの女性を魅了するのです。
年齢を重ねたからこその「渋さ」
外見や雰囲気でいえば、若い人には出せない『渋さ』を出せることも、50代イケオジの魅力の一つです。
渋さは色気につながっており、整えられたヒゲやビシッと決まったスーツ姿はイケオジの象徴でしょう。
さらに、体を鍛えているイケオジであれば、引き締まった肉体すらセクシーに映ります。それでいて清潔感が損なわれていないのが、イケオジと呼ばれる人たちの特徴です。
笑顔のギャップが素敵
堂々とした態度や、渋く色気のある雰囲気はイケオジの魅力です。加えて、ふとした瞬間に見せる子どもっぽいかわいい笑顔は、多くの女性をキュンとさせます。
渋さはともすれば近寄りがたい雰囲気にもなってしまいますが、たまに笑顔が出ると一気に親近感が湧き、そのギャップに惹かれるのです。
イケオジは、笑顔を浮かべたときにできる目尻のシワさえもセクシーで、色気のある笑顔ができるのも彼らの特徴といえます。
50代イケメン俳優ランキングの算出方法
50代イケメン俳優のランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
株式会社アーキテクトのタレントパワーランキングに登録されている男性タレントについて、ランキングを作成しました。
調査対象の男性タレントから、『男前』のイメージデータを算出し、スコアが高い男性タレントを50代の年齢に絞り、ランキングにしています。
調査は毎年実施しており、今回は2021年度のデータより算出しました。
50代イケメン俳優ランキング
順位 | タレント名 | 「男前」スコア | 調査時期 |
1位 | 竹野内豊 | 52.3 | 2021年 |
2位 | 仲村トオル | 41.0 | 2021年 |
3位 | 阿部寛 | 37.0 | 2021年 |
4位 | 東山紀之 | 36.9 | 2021年 |
5位 | 原田龍二 | 36.8 | 2021年 |
6位 | 沢村一樹 | 34.9 | 2021年 |
7位 | 高橋克典 | 34.8 | 2021年 |
7位 | 西島秀俊 | 34.8 | 2021年 |
9位 | 本木雅弘 | 33.1 | 2021年 |
10位 | 江口洋介 | 30.4 | 2021年 |
11位 | 坂本昌行 | 29.2 | 2021年 |
12位 | 北村一輝 | 28.1 | 2021年 |
50代イケメン俳優ランキングには、女性だけでなく男性からの支持も厚い俳優が多くランクインしました。男女問わず人気のある、彼らのプロフィールを見ていきましょう。
1969年生まれ、ダンディーな雰囲気が色気たっぷりの俳優です。映画『龍が如く(2007年)』や『容疑者Xの献身(2008年)』『今夜、ロマンス劇場で(2018年)』といった作品へ出演しています。
バラエティ番組での活躍も見られ、『ザ!仰天ニュース』『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』『VS嵐』などへも出演したことがあります。
また、『アサヒ』『サントリーコーヒー』『ヤクルト』『第一三共ヘルスケア』といった大手企業のCMにも登場しており、知名度も好感度も高い俳優です。
アイドルグループ『V6』のメンバーとして活動していたタレントです。グループが2021年に解散すると、ソロで俳優業を中心に活躍しています。
特に舞台・ミュージカルに多く出演しており、これまで『阿国』『魔女の宅急便』『奇妙なゲーム』といった舞台を踏んできました。
2022年には雑誌『SODA』の表紙を飾り、大人の雰囲気たっぷりのビジュアルを披露してファンをときめかせています。
1987年に映画『湘南爆走族』で俳優デビューをし、翌年1988年に楽曲『ガラスのバレイ』にて歌手デビューもしています。
主な代表作は、ドラマ『東京ラブストーリー(1991年)』『101回目のプロポーズ(1991年)』『ひとつ屋根の下(1993年)』などです。トレンディードラマの一時代を築いた人気俳優として知られています。
近年は『黒革の手帖』シリーズや『白い巨塔』シリーズへ出演している、ドラマ界に欠かせない存在です。
1965年生まれ、多くの作品で主演を務める人気俳優です。CM出演も多く、サントリー『伊右衛門』は特に有名でしょう。
映画『シコふんじゃった。(1992年)』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しています。さらに、自身発案の映画『おくりびと(2008年)』は日本映画史上初の米アカデミー賞外国語映画賞を受賞するなど、多くの功績を残しています。
2009年にはNHKスーパー大河『坂の上の雲』で主演を務め、近年は『永い言い訳(2016年)』でも主演するなど、長きにわたり第一線で活躍しています。
脇役から主役まで幅広くこなせる俳優で、多くの作品に関わっています。
NHK連続テレビ小説『純情きらり(2006年)』や『チーム・バチスタ2 ジェネラルルージュの凱旋(2010年)』などで知られるほか、2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』にも出ていました。
以降もドラマ『奥様は、取り扱い注意(2017年)』『きのう何食べた?(2019年)』といった話題作へ出演し、2019年には『名探偵ピカチュウ』の日本語吹き替え版で声優にも挑んでいます。
ドラマ『MOZU』シリーズでは公安のエース役を色気たっぷりに演じ、多くの女性ファンを獲得しました。
1964年生まれで、1990年代から現在まで多くの作品に登場しているベテラン人気俳優です。『サラリーマン金太郎』シリーズや『特命係長 只野仁』シリーズは特に人気が高く、新作が放送されるたびに盛り上がりを見せています。
近年の出演作は『M 愛すべき人がいて(2020年)』や『十三人の刺客(2020年)』『ひきこもり先生(2021年)』などです。
2022年8月には映画『バイオレンスアクション』の公開も控えており、大人の色気交じりのかっこよい演技が期待されています。
1967年生まれ、俳優として活動する一方で、バラエティ番組にも顔を出すマルチな才能の持ち主です。
話術にも定評があり、トークライブを定期的に開催しています。俳優としての出演作には、ドラマ『刑事ゼロ(2019年)』や『白衣の戦士!(2019年)』などです。
近年では、ドラマ『金田一少年の事件簿(2022年)』に出ており、主人公である金田一一のよき理解者である警部・剣持勇役として大人の演技を披露しています。
1970年生まれ、バイプレーヤーとして知られるマルチな俳優です。2021年には『バイプレイヤーズ ~名脇役の森の100日間〜』に出演しました。
これまでに『相棒』シリーズへ登場したり、サスペンスドラマに出たりと、刑事や探偵の役どころが特に多く見られます。
舞台活動も盛んに行っていて、『スマホを落としただけなのに(2020年)』や『こちとら大奥様だぜぃ!(2021年)』で大人の演技を披露しました。
1966年生まれ、ジャニーズ事務所所属のタレントです。アイドルグループ『少年隊』としてかつてブレイクし、現在は俳優業をメインにしています。
近年の出演作は、映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年)』やドラマ『刑事7人(2021年)』『必殺仕事人(2022年)』などです。
ドキュメンタリー番組『バース・デイ』ではナビゲーターを務め、ブレイク前のアスリートやアーティストを視聴者に届けています。
1964年生まれ、モデルとしてデビュー後、演技の才能が開花し俳優業をメインに活動しています。
主な出演作は『トリック』シリーズや『アットホーム・ダッド(2004年)』『ドラゴン桜(2005年)』『結婚できない男(2006年)』などです。
映画では『テルマエ・ロマエ』シリーズや『海よりもまだ深く(2016年)』『とんび(2022年)』などで知られています。
1965年生まれ、1985年に映画『ビー・バップ・ハイスクール』へ出演したことがきっかけとなり、俳優活動をスタートさせます。
ドラマ『あぶない刑事』シリーズは特に人気のある作品で、代表作ともなっています。
近年では『BG 〜身辺警護人〜(2020年)』や『トッカイ 〜不良債権特別回収部〜(2021年)』などへ出演し、渋みのある演技と雰囲気で見る人を魅了しました。
1994年にドラマ『ボクの就職』でデビューした俳優です。これまでに『輪舞曲(2006年)』『流れ星(2010年)』『太平洋の奇跡(2011年)』といった作品へ出ており、2002年に日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した経歴があります。
メンズブランド『uno』のCMへ出演した際は、俳優の窪田正孝と共演し、クールな先輩ビジネスマン役を演じました。若手俳優と共演することで、より洗練された大人のオーラが伝わってきて評判となっています。
2023年には、山田孝之とW主演の映画『唄う六人の女』の公開も控えており、ますます活躍が楽しみな俳優です。
イケメン俳優は50代になっても魅力的!
若い頃からイケメンだった俳優は、そのまま年を重ねて50代になってもイケメンとして活躍する傾向にあります。
キャリアを積んだことで円熟していき、渋みも加わったイケオジたちは多くの女性を虜にしてきたことでしょう。
ドラマ・映画でイケオジを見つけたら、その俳優の若い頃をさかのぼって、今とのギャップを見てみるのも面白いかもしれません。