群馬県出身の芸能人といえば、誰を思い浮かべるでしょうか?誰もが知る芸能人から意外なタレントまで、群馬県出身の芸能人は多くいます。県民性と併せて、群馬県の特徴と群馬県出身の人気タレントをランキングにしてまとめました。
群馬県の特徴・県民性
群馬県には、どのような特徴があるのでしょうか?まずは県民性の観点から、女性と男性それぞれの性格を紹介します。
群馬を表す言葉「かかあ天下と空っ風」
『かかあ天下と空っ風』とは、群馬県の風土と県民性を一言で表したものです。群馬県は言葉の通り、かかあ天下の家庭が多く、女性が強い県として知られています。
空っ風は、特に県南部で起きる現象です。基本的な気候は首都圏と変わらないのですが、夏は気温が上がりやすく、冬には冷たく強い季節風が吹きます。
『かかあ天下と空っ風』は、群馬県において強いものを並べたユーモラスな表現なのです。
とはいえ、『女性が強い=男性が弱い』というわけではなく、男性も活動的で好奇心旺盛なタイプが多く見られます。群馬県に公営ギャンブル施設が多いのも、その裏付けとなっているでしょう。
女性の気の強さは上州名物
「気の強い性格の人が多い」というのは、群馬県女性のイメージとしてよく語られます。初対面で気の強さを感じることもあるかもしれませんが、言い換えれば『頼りがいがある』ということです。
もともと面倒見のよさがある群馬女性は、かかあ天下で知られるように姉御肌な気質をしている人が多いため、根っこの部分には確かな優しさがあるのです。
また、群馬県は織物が盛んな地域だったためか、働き者な女性も多くいます。家庭内で女性の力が強い家が多いのも、この影響かもしれません。
男性は情に厚く素直
群馬男性は、理性よりも感情で動きやすい傾向にあります。悪くいってしまえば単純ということですが、『裏表がなく素直で付き合いやすい性格』といえるでしょう。
地元への愛が深かったり、友達を大切にしたりと、情に厚いのも群馬男性の特徴です。晴れやかな性質は、群馬県の気候と関係しているのかもしれません。
群馬の年間日照時間は全国の中でもかなりの上位で、晴れが多い気候がそのような性格にしているとも考えられます。
感情的な面があるため、たまに言動が荒く感じられることもありますが、情の厚さゆえなので、気質を理解していればとてもラフに付き合える関係性を築けます。
群馬県出身芸能人のランキング算出方法
群馬県出身芸能人のランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
群馬県出身芸能人のランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2021〜2022年に行われた調査をもとに作成しています。
群馬県出身の人気男性芸能人ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 中山秀征 | 22.5 | 2022年2月 |
2位 | 中村俊介 | 17.9 | 2022年2月 |
3位 | 町田啓太 | 15.8 | 2022年2月 |
4位 | JOY | 15.1 | 2021年11月 |
5位 | 渋川清彦 | 2.3 | 2021年11月 |
6位 | 中島広稀 | 2.2 | 2021年11月 |
群馬県出身の人気男性芸能人ランキングには、ベテランタレントから若手タレントまで幅広くランクインしました。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1994年生まれ、スターダスト所属の俳優です。2010年『告白』で映画デビューを果たしました。
『平成土佐の一本釣り(2016年)』では初めて主演を務め、以降もドラマ『べっぴんさん(2018年)』や『イノセンス-冤罪弁護士-(2019年)』などの作品で存在感をアピールしています。
2021年に行われた舞台『カノン』では主役に選ばれ、地元群馬での公演のインタビューでは「地元の皆さんに来てもらえるのが楽しみ」と語っていたのも印象的です。
1974年生まれ、KEE名義でモデル活動を行った後、俳優業をスタートさせます。映画デビューは1998年の『ポルノスター』でした。
『お盆の弟(2015年)』『アレノ(2015年)』では第37回ヨコハマ映画祭主演男優賞を獲得しています。また、『榎田貿易堂(2018年)』でも主演を務め、群馬県を舞台に地元の魅力を存分に伝えました。
芸名である渋川清彦は、地元である群馬県渋川市が由来ともいわれており、地元愛の深さがうかがえるネーミングです。
1985年生まれ、ドラマやバラエティ番組への出演、ファッションショーへの登場などマルチに活躍しているタレントです。
『踊る!さんま御殿!!』や『ダウンタウンDX』といったトーク番組に出れば番組を盛り上げ、サバイバルゲームバラエティ番組『戦闘中』や『逃走中』では運動能力の高さを発揮しています。
群馬県高崎市の観光特使を務めており、ラジオ高崎『AIR PLACE』のゲストパーソナリティーもこなすなど、地元にちなんだ活動も積極的に行っているようです。
1990年生まれ、『劇団EXILE』の一員として俳優業を精力的に行っています。劇団EXILEの公演には2010年から出演し、さらにドラマ・映画でも活躍中です。
近年の出演作には、映画『きみの瞳が問いかけている(2020年)』『太陽とボレロ(2022年)』や、ドラマ『嘘から始まる恋(2021年)』、NHK大河ドラマ『青天を衝け(2021年)』などがあります。
地元群馬については「のんびりしているところが好き」と語っていて、名物の『酒まんじゅう』が好物だそうです。
1975年生まれ、ドラマを中心に活躍している俳優です。主な出演作には『精霊流し(2002年)』『金曜エンタテイメント浅見光彦』シリーズ、『Wの悲劇(2012年)』などがあります。
ほかにも『山村美紗サスペンス』や『西村京太郎トラベルミステリー』といったドラマにも出演し、サスペンスドラマに欠かせない存在です。
群馬についてインタビューで尋ねられた際には「愛県心にあふれている人が多く、一番落ち着く場所」という内容を語っています。
1967年生まれ、俳優業からMC、ラジオパーソナリティーと幅広い活動を見せるマルチタレントです。
情報番組『シューイチ』や音楽番組『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW』、トーク番組『ジモトに乾杯!居酒屋秀ちゃん』といったレギュラー番組を持っています。
2018年には『ぐんまWAIWAIありがとうプロジェクト』の一環として、公開生放送イベントにスペシャルゲストとして出演しました。
群馬県出身の人気女性芸能人ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 白石麻衣 | 31.8 | 2022年2月 |
2位 | 篠原涼子 | 29.7 | 2022年2月 |
3位 | 大友花恋 | 11.3 | 2022年2月 |
群馬県出身の人気女性芸能人ランキングには、現在も第一線で活躍しているタレントが多くランクインしました。各々の活動を見ていきましょう。
1999年生まれ、モデル・女優として活躍しています。Seventeen専属モデルや、第95回全国高校サッカー選手権大会で12代目応援マネージャーも務めました。
女優としての出演作には映画『君の膵臓をたべたい(2017年)』『あなたの番です 劇場版(2021年)』、ドラマ『星から来たあなた(2022年)』などがあります。
バラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』に出演した際は、地元の名物『だるま弁当』や『峠の釜めし』などについて熱く語り、地元への愛をアピールしました。
1973年生まれ、1990年に『東京パフォーマンスドール』に加入し、芸能活動を始めました。その後、歌手として多くのヒット曲を出しつつ、女優としての才能も開花させたマルチタレントです。
『アンフェア』シリーズや映画『THE 有頂天ホテル(2006年)』、ドラマ『ハケンの品格(2007年)』などが代表作となっています。
2022年には、フジテレビのバラエティ番組『爆買い☆スター恩返し』に出演し、地元である群馬県桐生市にてロケを行い、ユニークな旅模様が放送されました。
1992年生まれ、アイドルユニット『乃木坂46』のメンバーとして活動していました。2020年にグループを卒業した後は、主に女優業を行っています。
近年の出演作は、ドラマ『ミステリと言う勿れ(2021年)』や『嘘喰い -鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-(2022年)』などです。また、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年)』では声優にも挑戦しています。
バラエティ番組『ウラ撮れちゃいました』に出演した際は、地元群馬の名物である『みそバターパン』に興奮し、小さい頃から食べていたと笑顔で語っていました。
草津の湯で磨かれた美男美女をチェック!
群馬県といえば、草津温泉や伊香保温泉など、温泉地でも有名です。温泉には美容効果もあるため、群馬出身の芸能人には美男美女が多いのかもしれません。
地元愛が強いのも群馬県民の特徴で、芸能界で活躍している群馬県出身の芸能人たちも、バラエティ番組で地元群馬への愛を語っている場面が多く見られます。
群馬県の知らなかったエピソードを好きな芸能人が話すことで、群馬県への興味が湧く人もいるでしょう。